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万年こたつ

本や漫画の感想がメインの雑記ブログ こたつに籠って本を読んで生きていきたい

小説感想

【小説解説】恋人よりもお金よりも大切なこと『風に舞いあがるビニールシート/森 絵都』

第135回直木賞受賞作。 「DIVE!」「カラフル」以来の森絵都作品。 周りには理解されないけど自分のなかで譲れない価値観を持つ6人の物語が納められています。 ほっこりしたり、切なくなったりする小説です。表題作の『風に舞い上がるビニルシート』と『…

【小説感想】刑務所内で起きた密室殺人!真犯人の正体とは?『プリズン・トリック/遠藤武文 (講談社文庫)』

「江戸川乱歩賞受賞作」という言葉に惹かれて読了。 最近ラノベばっかりだったのでたまにはこういう硬派な小説も良いよね。 刑務所内で行われた殺人事件。最初はムショ内だけで片付くかと思ったが話が進むにつれてどんどん広がっていき最後は政治汚職まで… …

【小説感想】世紀の大発見の欺瞞を暴け!!『デセプションポイント/ダン・ブラウン』

『ダヴィンチコード』のラングドンシリーズで有名なダン・ブラウンの初期の作品です。 久しぶりの海外作家の本でした。 様々な知識を過不足なく詰め込んだ濃厚なストーリー、どんでん返しばっかりの息もつかせぬ展開など上下巻でしたがあっというまに読めま…

【小説感想】十和子が頑なにお店を守をうとする理由とは?『ななつぼし洋食店の秘密/日高 砂羽 (集英社オレンジ文庫)』

表紙とタイトルに釣られて手に取った作品。 初めての著者だったんですが作者プロフィールを読むとコバルト文庫で本を出しているらしい。そりゃ読まないわけだわ。 ほっこりあったかくなる小説でした。

【小説感想】電脳世界での新たな生き方とは?『私たちは生きているのか? Are We Under the Biofeedback? /森博嗣』

Wシリーズの最新作。 買ったけど放置してたのをようやく読みました。この知的な文章がたまらない!! しかもGシリーズも終わりが見えてきてるのだとか。どこまで読んだか覚えてないのでまた読み直したいなあ。 前の巻の感想 typenitro.hatenablog.com

【小説感想】正義のおっさんたちによる痛快ご近所物語!!『三匹のおっさん /有川浩』

久しぶりの有川浩作品。 やっぱりこの人の作品はキャラ立ちしてて良い意味でラノベっぽくて読みやすい。 そして読みやすい中にも残るものがあるのが良い。

【小説感想】池袋のトラブルシューター、マコトの活躍を描くIWGP第2段『少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉/石田衣良』

先日読んだ1巻の雰囲気が好きだったので2巻も手に取りました。 池袋の少年たちの狂気が増してなかなかヘビーな内容なんですが、マコトのどこか浮世離れしたスタンスのおかげが不思議とさらっと読めました。 その辺がこのシリーズの魅力なのかも。 1巻の感…

【小説感想】数学って面白いと再認識できる『数学ガール/結城 浩』

漫画を漁ってたときに目にして読みたいなと思っていたのですが、調べると元に似合った小説があるということなので原作を読むことにしました。 数式がこれでもかと出てきて、高校でやった内容を思い出しながら読んでいましたが頭を使いながらの読書はかなりし…

【小説感想】砂糖菓子は甘い。でもそれじゃ現実は変えられない。『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet/桜庭一樹』

立ち折るだけは知っていたのですが手に取る機会がなかなかなく、先日ようやく借りることができました。 『推定少女』と同じような掴みどころのないふわふらしたお話しでした。 ちなみに桜庭一樹の作品では一番有名だと思われる「GOSICK」はまだ読んだことが…

【小説感想】池袋で起こる若者のいざこざをクールに解決『池袋ウエストゲートパーク/石田衣良』

石田衣良って有名な作家ですけどボクは片手で数えるくらいしか読んだことなかったので、久しぶりに手を出してみました。 デビュー作で連続ドラマ化もした『池袋ウエストゲートパーク』 やれやれ系とまではいかないけど、1歩引いたマコトのクールな雰囲気が印…

【小説感想】AIの自我とは何なのか『デカルトの密室/瀬名 秀明』

今まで読んだことのない作家でしたが、タイトルと表紙のインパクトで手に取ってしまいました。 あらすじの「科学ミステリ」という単語に惹かれ森博嗣のようなのかなーとか思ったら予想以上に複雑難解なお話でした。

【小説感想】DNA捜査システムに隠された陰謀とは?『プラチナデータ/東野圭吾』

最近はラノベや同人小説ばっかりだったなか久しぶりの一般向けの小説。 東野圭吾の作品読むのに久しぶりでしたが、やっぱりこの人は映画向きなお話書くのうまいあなって思いました。 今まで読んできた東野圭吾作品に比べるとちょっと物足りない感じもしまし…

【小説感想】『デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? /森博嗣』

Wシリーズ最新刊。 前の巻の引きがインパクトありすぎてずっと気になってました。 前の巻の感想 typenitro.hatenablog.com

【小説感想】聖地に隠された謎とは『風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?/森博嗣』

最新刊まで追いつきました。 書いてあることは相変わらず難しいけど面白い。作者の頭の中どうなってんだ。 前の巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の詳細・あらすじ 風は青海を渡るのか? The Wind Across Qinghai Lake?/森博嗣(講談社タイガ)…

【小説感想】子供を狙うテロリストの目的は?『魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?/森博嗣』

1巻を読み終わったので続きを。 森博嗣作品は久しぶりなんですがwシリーズ面白そうなので2巻も期待してました。 前巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の詳細・あらすじ 魔法の色を知っているか? What Color is the Magic?/森博嗣 (講談社タイガ)…

【小説感想】人工生命と人間は共存できるのか『彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? /森博嗣』

講談社の新しい小説レーベル『講談社タイガ』から森博嗣の新しい「Wシリーズ」が始まりました。 再生医療や生体工学が発展した未来の話でこれまでのシリーズを読んできたファンとしては読まないわけにはいかない小説です。 既にシリーズ3冊出ており、「新シ…

【小説感想】忘れても諦められない想い『君の名は。/新海誠』

映画が鳥肌もので最高だったので終わった後そのまま本屋に駆け込み小説版を購入。 そしてそのまま一気に読破してまた映画を見に行きたくなっているこたつです。 いやもうほんと良かった。ぜひ映画を見るべき。そして小説も読んだ方がいい。絶対いい。 本の詳…

【小説感想】復活した殺人鬼のスプラッタ劇場『殺人鬼――逆襲篇/綾辻行人』感想

覚醒篇のインパクトが強すぎて長らく積んでた本ですが、積読している本が減ってきたのでようやく手に取りました。 覚醒篇の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 覚醒篇読んだの2年前なんですが、意外とあらすじは覚えてるもんですね。 本の詳細・あらす…

【小説感想】自衛隊員だって同じ人間だ『空飛ぶ広報室/有川浩』感想

自衛隊の広報室という裏方を主人公にした小説です。 有川浩作品としては恋愛成分は薄めですが、読み応え抜群で面白かった。とくにラストの「あの日の松島」がすごく心に響く。 本の詳細・あらすじ 空飛ぶ広報室/有川浩 (幻冬舎文庫) 不慮の事故で夢を断た…

【小説感想】名無しさんから襲われる恐怖『ようこそ、わが家へ/池井戸潤』感想

久しぶりに池井戸潤の作品を読みました。 正義は最後に勝つってパターンはやっぱり読んでて楽しい。 本の詳細・あらすじ ようこそ、わが家へ/池井戸潤 (小学館文庫) 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意し…

【小説感想】鳥の館で何度も起こる花嫁殺人の真相は?『陰摩羅鬼の瑕/京極夏彦』

ほぼほぼ1か月かけて読了。 あれだよね。京極堂シリーズは分厚過ぎて持ち歩けないから電車とかで読めないのが難点ですよね。 シリーズの中では珍しく犯人を当てることができました。(というかあの人物しかいない)その分中禅寺の憑物落としが際立ってて面…

【小説感想】地球にメッセージを送ってきた宇宙人の正体は?『巨人たちの星/ジェイムズ・P・ホーガン』

シリーズ3巻。今回は今までとは違ってなかなか派手な話でした。 前作感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ 巨人たちの星/ジェイムズ・P・ホーガン(創元SF文庫) 冥王星のかなたから届く〈巨人たちの星〉のガニメアンの通信は、地球人…

【小説感想】2万5千年前の宇宙人との邂逅『ガニメデの優しい巨人/ジェイムズ・P・ホーガン』

SFの超大作「星を継ぐもの」の続編。前読んだの1年以上前だったのに意外と内容覚えてるもんだね。 前作感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ ガニメデの優しい巨人/ジェイムズ・P・ホーガン(創元SF文庫) 木星の衛星ガニメデで発見…

【小説感想】書くことをやめるか死ぬかの極限の選択『ストーリー・セラー/有川浩』

久しぶりの有川浩の著書。このひとの作品相変わらずめっちゃ面白い。 本の情報・あらすじ ストーリー・セラー/有川浩(幻冬舎文庫) 妻の病名は、致死性脳劣化症候群。複雑な思考をすればするほど脳が劣化し、やがて死に至る不治の病。生きたければ、作家と…

【小説感想】壮大な乱痴気騒ぎ『塗仏の宴 宴の始末/京極夏彦』

大作でした。 表紙の写真のインパクトすごいですね。めっちゃロックなポーズしてる(笑) 上巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ 塗仏の宴 宴の始末/京極夏彦(講談社文庫) 「愉しかったでしょう。こんなに長い間、楽しませてあ…

【小説感想】新興宗教と催眠術とのっぺらぼう『塗仏の宴 宴の支度/京極夏彦』

百鬼夜行シリーズ6作目。ただでさえ分厚いシリーズなのに今回上下巻だよ… 宴って言うだけあって妖怪もばんばん出てきます。これまでのキャラも多く把握しきれなかったです。 4巻と5巻の感想書くの忘れてたので再読したら書きます。 本の情報・あらすじ 塗仏…

【小説感想】なんで自分が変われないかがわかる『夢をかなえるゾウ/水野敬也』

自己啓発本を小説に落とし込んだ名作。 久しぶりに読みたくなったので書店で購入。いつの間にか2とか3まで出てるのにびっくり。 本の情報・あらすじ 夢をかなえるゾウ/水野敬也(飛鳥新社) ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁…

【小説感想】すべてが管理される世界はほんとうにユートピアなのか『ハーモニー/伊藤 計劃』

今まで読んだSFのなかで一番面白かったです。 これ単体でも面白いと思いますが、できれば虐殺器官を読んでからの方がより楽しめます。 typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ ハーモニー/伊藤 計劃(早川書房) 21世紀後半、「大災禍」と呼ばれる世…

【小説感想】死者を労働力に使う世界『屍者の帝国/伊藤 計劃,円城 塔/伊藤 計劃,円城 塔』

伊藤 計劃の幻の3作目。完成させたのは別の作家ですが、面白そうだったので。 本の情報・あらすじ 屍者の帝国/伊藤 計劃,円城 塔/伊藤 計劃,円城 塔(河出文庫) 屍者復活の技術が全欧に普及した十九世紀末、医学生ワトソンは大英帝国の諜報員となり、アフ…

【小説感想】月の死体が常識を覆す『星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン』

SF小説のおすすめを調べれば必ずと言っていいほど名前が上がる「星を継ぐもの」 今読んでもめっちゃ面白い。海外の作品だけど毛嫌いせずに読んでほしい。 本の情報・あらすじ 星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン(創元SF文庫) 月面で発見された真紅の宇…

【小説感想】本気でバカやる青春時代『キケン/有川浩』

有川作品は外れがないのがすごい。痛快爽快な大学ライフ。これ読んでると学生の頃に戻りたくなります。 本の情報・あらすじ キケン/有川浩(新潮文庫) ごく一般的な工科大学である成南電気工科大学のサークル「機械制御研究部」、略称【キケン】。部長・上…

【小説感想】殺戮は進化の課程で得たものなのか?『虐殺器官/伊藤計劃』

タイトルのに惹かれて購入。 虐殺器官…なんてインパクトのあるタイトルなんだ。 本の情報・あらすじ 虐殺器官/伊藤計劃(早川書房) 9.11以降の“テロとの戦い”は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦…

【小説感想】“美”にかける執念『モンスター/百田尚樹』

「美しなること」にすべてを懸けた女性の物語。狂気を感じる。す 本の情報・あらすじ モンスター/百田尚樹(幻冬舎文庫) 田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ扱いされる悲惨な…

【小説感想】最恐のスプラッターホラー『殺人鬼——覚醒篇/綾辻行人』

とにかくグロいので読むときは注意して読むこと ダメな人は本当にダメです 本の情報・あらすじ 殺人鬼——覚醒篇/綾辻行人(角川文庫) 伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!! ’90年代のある夏。双葉山に集まった〈TCメンバーズ〉の一行は、突如出現したそれの手に…

【小説感想】それぞれの事件に関わる「髑髏」の真実とは『狂骨の夢/京極夏彦』

このシリーズは1回読むのに体力がすごいいるのでその気になるまでずっと積んでました。ようやく3巻。 前巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ 狂骨の夢/京極夏彦(講談社文庫) 夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念…

【小説感想】泉水子と深行が出した結論とは?『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと/荻原規子』

ついに最終巻。1巻が微妙だったのにいつの間にか最後まで来てしまいました。 前巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと/荻原規子(角川文庫) 泉水子は〈戦国学園祭〉で本当の能力を現…

【小説感想】勝つのは宗田陣営?高柳陣営?『RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日/荻原規子』

学園祭の準備もようやく終えてついに決戦の火ぶたが切って落とされる! 前巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日/荻原規子(角川文庫) いよいよ始まった〈戦国学園祭〉。泉水子たち執行…

【小説感想】人の口に戸は立てられぬ『白ゆき姫殺人事件/湊かなえ』

映画で有名になった作品。報道のゲスさ、ネットの一人歩きを的確に描いていていい意味で気持ち悪い。 本の情報・あらすじ 白ゆき姫殺人事件/湊かなえ(集英社文庫) 化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。ひょんなとこから事件の糸口を掴んだ週…

【小説感想】嵐の前の静けさ『RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女/荻原規子』

夏休みも終わりついに2学期へ。戦いの場となる学園祭の準備が始まります。 前巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女/荻原規子(角川文庫) 夏休みの終わり、鳳城学園に戻った泉水子は…

【小説感想】真澄の正体が明らかに『RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた/荻原規子』

2巻が思いのほか面白かったので続きを読むことにしました。 2巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた/荻原規子(角川文庫) 学園祭のテーマに〈戦国学園祭〉が決まり、鈴原泉水子、相楽…

【小説感想】クロワッサンが食べたいな『真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒/大沼紀子』

読むとおなかが減ってくる。無性にパンが食べたくなる困った小説です。 クロワッサンが食べたい。 本の情報・あらすじ 真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒/大沼紀子 (ポプラ文庫) 真夜中にだけ開く不思議なパン屋さん「ブランジェリークレバヤシ」に現れ…

【小説感想】妄想を超える暴想で作るラストシーン『少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語/一肇』

らっぷびとが曲を提供したときいて本を読んでみようと思って購入。 本の情報・あらすじ 少女キネマ 或は暴想王と屋根裏姫の物語/一肇(角川書店) どうしようもない僕に、キネマの天女が舞い降りた。 十倉和成。中堅おぼっちゃん大学の1年生にして、20歳…

【小説感想】ゲーム「ICO」を宮部みゆきがノベライズ『ICO-霧の城-(上)(下)/宮部みゆき』

ゲームのノベライズ化。元ネタのゲームをやったことないのでどれだけ忠実なのかは不明ですが面白かったです。 本の情報・あらすじ ICO-霧の城-(上)(下)/宮部みゆき(講談社文庫) 上巻 霧の城が呼んでいる、時が来た、生贄を捧げよ、と。イコはトクサ村…

【小説感想】自分の息子が連続殺人犯かもしれない『世界の終わり、あるいは始まり/歌野晶午』

あらすじが面白そうだったので購入。 途中までは面白い。でも… 本の情報・あらすじ 世界の終わり、あるいは始まり/歌野晶午(角川文庫) 東京近郊で連続する誘拐殺人事件。誘拐された子供はみな、身代金の受け渡しの前に銃で殺害されており、その残虐な手口…

【小説感想】箱詰めされた少女とバラバラ殺人事件『魍魎の匣/京極夏彦』

姑獲鳥の夏からだいぶ経ってしまいましたが京極堂シリーズ2巻です 前巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ 魍魎の匣/京極夏彦(講談社文庫) 箱を祀る奇妙な霊能力者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物――箱を…

【小説感想】入学した高校は異能を持つ人ばかりで…『RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧/荻原規子』

1巻は正直微妙でしたが、1巻で見切りつけるのは勿体ないと教えてくれた方がいたので続きも購入 1巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじRDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧/荻原規子(角川文庫) 生まれ育った紀伊山地を…

【小説感想】吹雪の山荘で起こる連続殺人事件『霧越邸殺人事件(上)(下)/綾辻行人』

綾辻作品最近読んでなかったので購入。 本の情報・あらすじ 霧越邸殺人事件(上)(下)/綾辻行人(角川文庫) (上巻) 白い闇の底で、その館はずっと、貴方を待っている――。 1986年、晩秋。劇団「暗色天幕」の一行は、信州の山中に建つ謎の洋館「霧越邸」…

【小説感想】何かが違っていれば起きなかった悲しい方程式『真夏の方程式/東野圭吾』

久々のガリレオシリーズ。いつの間にかたくさん出てて追いきれなくってる。 本の情報・あらすじ 真夏の方程式/東野圭吾(文春文庫) 夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊する…

【小説感想】仕事も野球も大逆転!『ルーズヴェルト・ゲーム/池井戸潤』

ドラマが面白そうだったのでドラマを見ずに原作を購入。 本の情報・あらすじ ルーズヴェルト・ゲーム/池井戸潤(講談社文庫) 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上が…

【小説感想】泉水子に隠された秘密とは!?『RDG レッドデータガール はじめてのお使い/荻原規子』

アニメにもなり気になってたので購入 本の情報・あらすじ RDG レッドデータガール はじめてのお使い/荻原規子(角川文庫) 世界遺産に認定された熊野古道、玉倉山にある玉倉神社。そこに住む泉水子は中学三年まで、麓の中学と家の往復だけの生活を送ってき…