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万年こたつ

本や漫画の感想がメインの雑記ブログ こたつに籠って本を読んで生きていきたい

【小説感想】大衆の信じる虚構は真実を駆逐する『虚構推理/城平京』

2012本格ミステリベスト10第4位!第12回本格ミステリ大賞受賞作!!という評価にそそられて。 本の情報・あらすじ 虚構推理/城平京(講談社ノベルズ) 深夜、悲運のアイドルの亡霊は鉄骨を片手に街を徘徊する。その都市伝説の名は――鋼人七瀬。 「そんなの推…

【小説感想】親友の死の謎を追え『影法師/百田尚樹』

百田さんの作品。何から手を付けていいかわからないのでまずはこれから。 本の情報・あらすじ 影法師/百田尚樹(講談社文庫) 頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦…

【小説感想】シリーズが交錯する短編集『レタス・フライ/森博嗣』

森博嗣の短編集は各シリーズのクロスオーバー作品があるから読んでて楽しいです。 本の情報・あらすじ レタス・フライ/森博嗣(講談社文庫) 西之園萌絵が叔母らと訪れた白刀島の診療所をめぐる怪しい噂に迫る。(「刀之津診療所の怪」) 長期の海外出張で…

【小説感想】結婚式を華々しいものに『本日は大安なり/辻村深月』

結婚って大事なイベントですよね。でもみんながみんな素直に喜んでいるというわけでもなく… 本の情報・あらすじ 本日は大安なり/辻村深月(角川文庫) 一世一代のたくらみを胸に秘める美人双子姉妹、 クレーマー新譜に振り回されっぱなしのウェディングプラ…

【小説感想】大ボリュームの百鬼夜行シリーズ『姑獲鳥の夏/京極 夏彦』

ミステリといえば必ず名前が上がる京極夏彦。その分厚さから敬遠してましたが読んでみます。 本の情報・あらすじ 姑獲鳥の夏/京極 夏彦(京極夏彦) この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリ…

【小説感想】本屋襲撃の目的は広辞苑!?『アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎』

古本屋で見つけました。ラッシュライフやゴールデンスランバーは読んだことあるけどあまり他の作品読んだことないや。 本の情報・あらすじ アヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎(創元推理文庫) 引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の…

【小説感想】超インフレの行く末は『万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ/松岡圭祐』

不完全燃焼の1巻に続いて2巻も読みました。 1巻の感想はこちら typenitro.hatenablog.com 本の情報・あらすじ 万能鑑定士Qの事件簿Ⅱ/松岡圭祐 (角川文庫) 『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万…

【小説感想】博識の鑑定士に持ち込まれた依頼とは『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ/松岡圭祐』

「面白くて知恵のつく人の死なないミステリ」というキャッチコピーでずっと気になってたシリーズ。 本の情報・あらすじ 万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ/松岡圭佑 (角川文庫) 東京23区を侵食していく不気味なシール“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか?謎を…

【小説感想】暦を創る壮大な物語『天地明察/冲方丁』

第7回本屋大賞受賞作。映画化もされた史実に基づいた歴史小説です。 上下巻に分かれてますが全然分厚くないのでできれば1冊にまとめてほしかったところ。 本の情報・あらすじ 天地明察/冲方丁(角川文庫) (上巻)徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェ…

【小説感想】近未来ミステリーミステリ『迷宮百年の睡魔/森博嗣』

感想文2冊目は1冊目と同じ森博嗣作品。 ただし別のシリーズの2冊目という順序バラバラです(笑)一応言い訳すると「すべてがFになる」は再読でこれは始めて読みました。 本の情報・あらすじ 迷宮百年の睡魔/森博嗣 (新潮文庫) 周囲の森が一夜にして海と化し…

【小説感想】理系ミステリの先駆け『すべてがFになる/森博嗣』

本屋でお洒落な表紙とタイトルに惹かれて何気なく手に取った1冊。まさかその後シリーズを大人買いして読破することになるとはそのとき思っても見ませんでした。 予想外もいいとこのトリック。犀川創平と真賀田四季との高尚な会話劇。やみつきになること間違…