万年こたつ

本や漫画の感想がメインの雑記ブログ こたつに籠って本を読んで生きていきたい

【薬】Q.グレープフルーツ以外でCa拮抗薬と一緒に食べたら駄目なものは?

 

ネットで調べるとものすごく詳しく説明しているサイトを見つけました。ここにリファレンスも有りで載っているので正直記事書く意味ないのですが、アウトプットが大事なので簡単にまとめようと思います。詳しく知りたい方はこちら→グレープフルーツと薬物の相互作用について (Ver.090129) のページを見ていただければよいと思います。

 

 

何故グレープフルーツとCa拮抗薬の組み合わせが良くないか

薬は体内で吸収されて効果を発揮した後は、そのまま尿中に排出されるか、代謝されることで除去されます。

代謝といっても様々な反応がありますが、その中にチトクロームP450 (CYPs) という酵素が関わっているものもあります。CYPsにはいくつか種類があり、その中でもCYP3A4という分子種が多くの割合を占めています。

 

すべてのCa拮抗薬が、というわけではないのですが、その代謝にはCYP3A4が関わっているものが多くあります。グレープフルーツは小腸上皮細胞のCYP3A4を阻害する作用があるため、それによりCa拮抗薬が代謝されずに血中濃度が上がり、過度の血圧低下や副作用が現れます。

 

 

 

 

グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類が原因

グレープフルーツがダメならばミカンはどうなのか?当然こういった疑問もでてきます。

 

結論でいうとみかんは大丈夫です。

 

研究の成果でCYP3A4を阻害するのはグレープフルーツに含まれるフラノクマリン類が原因ということがわかっています。このフラノクマリン類はグレープフルーツの苦味の原因となります。

 

つまりこの物質を含む柑橘類は避けた方がよいものということになります。といっても何に含まれているのかこれではわからない。そこで指標になるのが苦味があるかどうかです。

 

具体的にはぶんたん (ポメロ) 、オロブランコ、ダイダイ (ビターオレンジ) などにはフラノクマリン類が含まれており、オレンジ、りんご、ぶどう、タンジェリンには含まれていないそうです。

 

なのでCa拮抗薬を飲んでるからといってグレープフルーツを含むすべての柑橘類を控えなければならない、ということではないのです。

 

 

余談ですが、CYP3A4含む代謝酵素には個人差があり、グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類の量にもばらつきがあります。なのでCa拮抗薬とグレープフルーツを一緒に食べると直ちに悪影響が出るとは言い切れません。しかし何かあってからでは遅いので控えるに越したことはないと思います。