万年こたつ

こたつに籠って本を読んで生きていきたい

【同人誌感想】元になった作品を読みたくなる『東方ライトノベル合同 これが私の軽小説/Escape Sanctuary』

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C89の新作。東方×ライトノベル合同。

 

小説メインで漫画やイラストもあり、全部で36名の参加者という大人数でめっちゃ分厚い。小説は2段組で一つ一つは短いのに500頁を超える物凄いボリュームです。


良いなと思っていた作家さんが参加していたし、ラノベもそれなり好きなので購入。 

 

 

 

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東方ライトノベル合同『これが私の軽小説』(Escape Sanctuary)の通販・購入はメロンブックス | メロンブックス

 

幻想郷はラノベすらも受け入れる

この本は作家さんが自分の好きなライトノベルを題材に好き勝手に書いています。重複しなければOKで、ラノベの定義は「自分がそう思ったものがラノベ」というわかりやすさ。

 

背表紙に題材にされた作品一覧が載っているのですが一番古いので1989年のものがありました。というか題材になってるの全然知らねー(笑)

 

ラノベもそれなりに好き(笑)とか言ってすいません。

 

各話の最初に題材にした作品の紹介文もあるので面白そうなのは今後手を出してみたいと思います。

 

 

それぞれの感想

 『れんこシューティングスター/紅山車』 元ネタ:物語シリーズ 既読

阿良々木暦と蓮子が出会うクロスオーバーもの。秘封と怪異とか相性抜群だよね。
短い分量のなかでも八九寺との絡みにページ割いてたり、文体や構成がまさに物語シリーズのそれなので面白かった。

  

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元ネタ

化物語(上) <物語> (講談社BOX)

化物語(上) <物語> (講談社BOX)

 

 

 

『バカ馬鹿莫迦ばっか/すねいく』 元ネタ:スレイヤーズ 未読

タイトルどおり出てくるやつらが馬鹿ばっか。魔理沙が巻き込まれて苦労する話。スレイヤーズと聞いても絵しか浮かばないので。作風とかわかんないけど読んでて楽しかった。

ちなみに僕はご飯派です。

 

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元ネタ

スレイヤーズ1(新装版)<スレイヤーズ (新装版)> (富士見ファンタジア文庫)

スレイヤーズ1(新装版)<スレイヤーズ (新装版)> (富士見ファンタジア文庫)

 

 

 

『名もなきぼくらの名もなき旅路/完熟オレンジ』 元ネタ:未読

名前から順に忘れていく「喪失病」により幻想郷はなくなり、レイマリが旅をする話。切ない物語ながらも随所にれいまりがいちゃついてるのが良い。原作もこんな雰囲気なら読んでみたい。

 

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元ネタ

旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)

旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)

 

 

 

『ディスコミュニケーションの少女たち/鵜飼かいゆ』 元ネタ:タナトス・ゲーム 伊集院大介の世紀末 未読

文はたのお二人がが、自分達をネタに書かれたエロ本と殺人事件緒謎を追う話。
元ネタがサブカル×ミステリっぽいんですがミステリをこの分量でやるのはきついなあと。

 

元ネタ

タナトス・ゲーム―伊集院大介の世紀末 (講談社文庫)

タナトス・ゲーム―伊集院大介の世紀末 (講談社文庫)

 

 

 

 『魔法使いは衰退しました/月彼岸』 元ネタ:人類は衰退しました 未読

・ヮ・ ようせいさんかわいい。

 

元ネタ

人類は衰退しました 1 (ガガガ文庫)

人類は衰退しました 1 (ガガガ文庫)

 

 

 

『酷薄の猫 Easy Love, Easy No/もなつ』 元ネタ:戯言シリーズ 既読

「クビシメロマンチスト」のパロディ。ひーくんのポジションに菫子がいます。
こんな話もあったなあと。

 

元ネタ

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

 

 

 

『小石と鏡と終着駅/東野潤』 元ネタ:θ 11番ホームの妖精 鏡仕掛けの乙女たち 未読

主人公がこいしと出会い、忘れていた大切なことを思い出す話。ほっこりする。

 

元ネタ 

θ 11番ホームの妖精 アクアリウムの人魚たち (ハヤカワ文庫JA)

θ 11番ホームの妖精 アクアリウムの人魚たち (ハヤカワ文庫JA)

 

 

 

『進捗どうでしょう/藍もどき』 元ネタ:魔法剣士リウイ 未読

東方キャラが元ネタの解説をして次の同人のネタどうしようと悩むという異色な話。
東方要素あるのかと思ってたらなんと咲夜の前日譚でした。展開が予想できなくて面白かったです。

 

元ネタ

剣の国の魔法戦士―魔法戦士リウイ (富士見ファンタジア文庫)

剣の国の魔法戦士―魔法戦士リウイ (富士見ファンタジア文庫)

 

 

 

『[映]ファンタズマゴリア/浅木原忍』 元ネタ:[映]アムリタ 既読

野崎まどが好きなので元ネタの中にこれを見つけたときから読みたいと思ってた。
アムリタだけでなく「2」までを読んでないと分からないネタがふんだんに盛り込まれてるので楽しい。

紹介文読んでてめっちゃ頷いてた(笑)

 

元ネタ

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)

 

 

 

『とある境の幻想世界/久月紅娥』 元ネタ:とある魔術の禁書目録 未読

アニメは知ってる。
東方キャラで置き換えてそのまま元ネタをなぞった話な気がする。(原作は読んでないので違いがわからぬ)

 

元ネタ

とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)

  • 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2004/04/10
  • メディア: 文庫
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『赤と黒の魔獣/ひととせ』 元ネタ:疑似人間メルティア 未読

マリサを模した擬獣と呼ばれる金属疑似生命体がお空とドンパチやる話。最後はちょっと切ない。
「友達になろう!」お空ええ子やでほんま。

 

元ネタ

疑似人間メルティア わたしの中の魔獣<疑似人間メルティア> (富士見ファンタジア文庫)

疑似人間メルティア わたしの中の魔獣<疑似人間メルティア> (富士見ファンタジア文庫)

 

 

 

『忘れられてた人々/久々』 元ネタ:キノの旅 既読

キノの旅とか相性抜群ですやん。エルメスと旅してたら明らかに変なところにきて妖怪とかに出くわしてるのにキノはやっぱりキノだった。

 

元ネタ

キノの旅 the Beautiful World<キノの旅> (電撃文庫)

キノの旅 the Beautiful World<キノの旅> (電撃文庫)

 

 

 

『幻想少女症候群/サイキス』 元ネタ:藍坂素敵な症候群 未読

周りから認識されなくなる「世界と乖離する症候群」を患っている素敵。無気力で思考停止状態に近かった彼女をこいしが助けてあげる話。良い話だなあ。

 

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元ネタ

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

藍坂素敵な症候群 (電撃文庫)

 

 

 

『幻想都市伝説考/五十嵐月夜』 元ネタ:Missing 未読

本当は怖い幻想郷。すげー引き込まれた。ぞくぞくする。元ネタとこの人の作品をもっと読んでみたくなった。

 

元ネタ 

Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)

Missing 神隠しの物語 (電撃文庫)

 

 

 

『ねぇ、ばぁば、まぁま/俺式』 元ネタ:CtG‐ゼロから育てる電脳少女‐ 未読

霖之助が目覚めると自分のことを「ぱぁぱ」と呼ぶ子供がいた。そしてその子は魔理沙やアリスを見るや「まぁま」と呼び出した。ここに母親の座をかけた戦いが始まる…。
オチにびっくり。

  

元ネタ

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ (角川スニーカー文庫)

CtG ─ゼロから育てる電脳少女─ (角川スニーカー文庫)

 

 

 

『情報統制理論の限界、《人の心》に対する定性的分析手法の試み:博麗霊夢・天樹真昼、世界の異なる二者が出会った場合についての物語的記述の可能性について/ルミ海苔』 元ネタ:ウィザーズ・ブレイン 未読

タイトル通り博麗霊夢と天樹真昼の二人が出逢う話。お互いにお互いの想い人の影を重ねているがやっぱり似ているだけで別人なんだよなあと気づいて帰るわけですが、元ネタ知らないからよくわからんかった。

 

元ネタ 

ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン (電撃文庫)

 

 

 

『マンイーター・ビターソング/こうず』 元ネタ:シュガーダーク 埋められた闇と少女 未読

本当は怖い幻想郷その2。
紅魔館で死体処理をしている主人公が脱走のためにルーミアと仲良くなろうとする話。可愛いからって妖怪と人間は基本相容れない間柄だよね。怖い怖い。

 

元ネタ

シュガーダーク 埋められた闇と少女 角川スニーカー文庫

シュガーダーク 埋められた闇と少女 角川スニーカー文庫

 

 

 

『1111/Garuzo』 元ネタ:2999年のゲームキッズ 未読

秘封倶楽部の二人がメインなんだが二人の会話はどこか食い違いがあって…。読解力が足りないのかよくわからなかった。

 

元ネタ

2999年のゲーム・キッズ(上) (星海社文庫)

2999年のゲーム・キッズ(上) (星海社文庫)

 

 

 

『阿求のための求聞口授/町田一軒家』 元ネタ:死なない生徒殺人事件~識別組子とさまよえる不死~ 既読

野崎まど作品その2。阿求って短命なのに次の代が現れるまで間隔があるんやね。
元ネタの根幹部分を使ってはいるけど知らなくても楽しめそうな話。

 

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元ネタ

死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)

死なない生徒殺人事件―識別組子とさまよえる不死 (メディアワークス文庫)

 

 

 

『私たちの生きる場所/松本文』 元ネタ:半分の月がのぼる空 既読

秘封の二人はこういう雰囲気がよく合う。切ないなあ。

 

元ネタ

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)

 

 

 

『嘘つきレンコと壊れたマエリベリー 幻想と空想の対消滅/遠田四二三』 元ネタ:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 既読

ストーカー気持ち悪っとか思ってたけどどんどん不気味な雰囲気に…。
気付いたらホラーになってた。面白かったです。

 

元ネタ 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸<嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん> (電撃文庫)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸<嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん> (電撃文庫)

 

 

追記:1巻読みました。

typenitro.hatenablog.com

 

『悪霊は消えたくない/如月日向』 元ネタ:ゴーストハント 未読

異変以後監視されていた菫子の周囲で怪事件が勃発。それを解決するために教師として早苗が潜り込む話。
可もなく不可もなく…。

 

元ネタ 

ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)

ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)

 

 

 

『Summit/電柱』 元ネタ:丘ルトロジック 未読

幻想郷の世界へといけるゲーム「幻想郷縁起」を用いて丘研のメンバーは幻想郷へ旅立つ。
舌戦をする部長よりも吸血鬼の首を一撃で折る脇役の方が怖い(笑)

 

元ネタ

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ<丘ルトロジック> (角川スニーカー文庫)

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ<丘ルトロジック> (角川スニーカー文庫)

 

 

 

『星なき星の海/七月耕野』 元ネタ:されど罪人は龍と踊る 未読

幻想郷と世界の区別がなくなり幻想郷の能力も咒式により解明された世界でれいまりが怪事件に挑む。
犯人は序盤で明らかになるが円満に解決というわけにもいかず…。救いがないねえ…

。原作ちょっと気になる。

 

元ネタ

されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)

されど罪人は竜と踊る 1 ~Dances with the Dragons~ (ガガガ文庫)

 

 

 

『コガラスと玻璃の王/水之江めがね』 元ネタ:ミミズクと夜の王 既読

お空の前日譚。純粋なお空がまぶしい。元ネタも好きだったなあ。

 

元ネタ

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)

 

 

 

『ビブロフィリアとさまよえる妹/近藤貴弥』 元ネタ:文学少女シリーズ 既読

本好きたちの本を破った犯人をさがす話。パロディで誰かが本食べてるんだと思ってたけど違った(笑)というかタイトル見たら犯人の目星つくはずなのにね。

 

元ネタ

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

 

 

 

『人を「本」にする程度の能力について/仮面の男』 元ネタ:戦う司書 未読

PCやネットが普及した未来の幻想郷が舞台の話。何代目かの博麗の巫女のもとに小町が相談を持ち掛ける。
新しい妖怪かと思ったら犯人はお前なのか。そりゃパチュリーに仕えてたら本好きにもなりますわな。

 

元ネタ

戦う司書 文庫 全10巻 完結セット (集英社スーパーダッシュ文庫)

戦う司書 文庫 全10巻 完結セット (集英社スーパーダッシュ文庫)

 

 

 

『「夢現邂逅」-Ten Night of Dreams-/逆針』 元ネタ:ダンタリアンの書架 未読

小鈴とダリアンの話。元ネタの前日譚になるのかな?ふたりのやり取りが微笑ましい。

 

元ネタ

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

ダンタリアンの書架1 (角川スニーカー文庫)

 

 

 

『小傘が出て殺す/チーム村八分』 元ネタ:撲殺天使ドクロちゃん 未読 

アニメは見たことある。でもこれ原作知らなくても絶対笑う。
いろんなネタ詰め込んでて本文も挿絵もひどすぎる(笑)

 

元ネタ

撲殺天使ドクロちゃん (電撃文庫)

撲殺天使ドクロちゃん (電撃文庫)

 

 

 

 

元ネタ知らんと楽しさ半減なんだろうなと思うけどそれでも面白かったです。自分の好きならラノベが使われてるとなんか嬉しいね。

ほかの作品も読んでみたいって思った作家さんもいたし、元ネタになった作品で面白そうなのもいくつかあったので良い合同誌でした。