万年こたつ

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【小説感想】新興宗教と催眠術とのっぺらぼう『塗仏の宴 宴の支度/京極夏彦』

 

 百鬼夜行シリーズ6作目。ただでさえ分厚いシリーズなのに今回上下巻だよ…

宴って言うだけあって妖怪もばんばん出てきます。これまでのキャラも多く把握しきれなかったです。

 

4巻と5巻の感想書くの忘れてたので再読したら書きます。

 

本の情報・あらすじ

塗仏の宴 宴の支度/京極夏彦(講談社文庫)

 

「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り―たいです」。答えた男女は己を失い、昏き界へと連れ去られた。非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出した東洋風の胡乱な集団六つ。十五年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第六弾。

 

 

 

 

 

 

 

全容が全く見えない上巻

登場人物がみな別のことに関わっておりそれぞれの視点でちょっとずつ話が進む。

 

個々に見るとぜんぜん関係ない事件なんだけど読者からすると共通する部分が見えてきてこれを下巻でどうつなげてくるのかが楽しみです。

 

まあそれにしても長い。1000頁使って起承転結でいう「起」の部分しかないっていうね。まだそれぞれの事件が繋がってないからなあ。壮大な前振りです。

 

「催眠術」が話の肝になると登場人物の発言や行動がいくらでも操れちゃうからミステリとしてどう処理するのか気になります。

 

それにしてもまさか織作茜が出てくるとは。前作の「絡新婦の理」がすごい面白かったので今回の話にも絡んでくるんやって思うと嬉しかったのですが…。

 

妖怪もたくさん出てくるので薀蓄もたくさんありました。でも難しいので流しました(笑)

 

あの薀蓄を楽しめるようになるには何回か再読する必要があるよね。

 

様々な謎を残しながら下巻に突入。今月の読書この上下巻だけになるかもしれない。

 

 

 

下巻の感想はこちら

typenitro.hatenablog.com