万年こたつ

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【ラノベ感想】パーティーの分裂、そして決裂『灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ/十文字青』

ようやく出ました最新刊!発売日に買ってそのまま一気に読みました。この引きは卑怯ですよ十文字先生!

 

アニメもすげえ面白いんですがやっぱ原作です。メリイのキャラデザはもちろんとしてハルヒロやランタも原作のキャラデザの方がかっこいいしね。

 

それにしてもこの表紙のシホルの胸大きすぎん?

 

前巻の感想はこちら

typenitro.hatenablog.com

 

 

本の情報・あらすじ

灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ/十文字青(オーバーラップ文庫)

幾多の危機を乗り越え、グリムガルへの帰還を果たしたハルヒロたちだったが、戻ってきた出口の先は人間族の勢力圏から遠く離れた土地だった。

状況把握のため偵察に出たハルヒロとユメは、幸運にもクラン「暁連隊」に所属する有名パーティ“颱風”ロックスのメンバーと出会う。だが彼らはある目的を達成するためにオークや不死族の集団と戦闘状態にあった。

助力を期待したハルヒロとユメだったが、逆に望まぬ戦いに巻き込まれ、残るランタ、メリイ、クザク、シホルたちも別行動を強いられてしまう。パーティがバラバラになり、かつてない苦境に立たされたハルヒロたちの行く末は―。

 

 

 

 

 面白かったところ

複数のパーティーに分けるのってRPGじゃよくあるよね

RPGでダンジョン攻略する際に2つのパーティーに分かれるっていうのよくありますよね?

 

お気に入りにしか育ててこなかったら全然使ってないキャラも戦闘に参加させなくちゃならなくて、ひーひー言いながら戦ったり諦めて逃げまくったり意外な性能に気づいてメインパーテヒ―にお迎えしたり。

 

ハルヒロたちもそんな感じになります。

 

序盤からずっと良い感じのハルヒロとユメ、信仰するものが正反対のランタとメリイ、君ら話したことある?と疑問になるクザクとシホル

 

二人っきりになることで他のメンバーがやっていた役割の重さに気づいたり、普段話さないようなことを腹割って話したり

 

個々の能力が突出してるわけではないハルヒロたちはやっぱみんな揃ってこそなんだなとか思ったりしました。ハルヒロの役割がでかい。でも全部背負い込むことはない。

 

 

 

 

まさかあいつが裏切るなんて

ネタバレなしで書くとか無理なんで見たくない人はここで終わってね。

 

 

 

 

 

まさかこんな展開持ってくるとか思いませんでした。分裂しても敵に捕らわれてもうまいこと合流するもんだと。

 

これもうランタが帰ってきても以前のようにはいかないよね。互いに本気で殺し合おうと、少なくともハルヒロは仲間にやるレベルじゃなない手傷を負わせたわけだし。

 

「きれいさっぱり水に流してまた一緒にやってこうぜ!」って作品じゃないだけにどうつなげるんだろ。

 

最後の章タイトルが「この手で、君を」なんだけど、「この手で、君(メリイ)を助け出す」と「この手で、君(ランタ)を殺す」と2つの意味があるんだろう。

 

 

でもランタの行動も攻められないよね。というかランタが敵に寝返ってなきゃ、「おれの女だから手出すな」って言ってなきゃ、二人とも生きてハルヒロらと会うこともできない可能性があったわけで。

 

捕まった二人が別の2人だったら、ハルヒロやクザクはどういう行動をしたんだろうか?敵に取り入るなんて選択肢が浮かぶこともなく殺されて女性は慰み者になってたんじゃないだろうか。

 

そういう意味ではランタのとった行動はメリイに失望されても間違いだったわけではないのかと。

 

ただ敵のボスの考えがランタの考えと通じるものがあったってのが…。言葉が通じる敵ってのは厄介だよね。

 

今までは異種族相手でコミュニケーションをとるという行為自体が在りえなかったのに、なまじ知ってしまったから振りじゃなくなったのかな。

 

 

うわー本当続きが気になる!

 

ちなみにとらのあなで購入したので店舗特典はミモリンのSSでした。恋する乙女ミモリンに幸あれ。

 

 

 

次の巻の感想はこちら

typenitro.hatenablog.com