万年こたつ

こたつに籠って本を読んで生きていきたい

5月に読んだ本の感想まとめ

もう6月になっちゃいました。

 

普段は読んだ本ごとに毎回感想を書いていたのですが、記事にする前に読んだ本がたまってしまいめんどくさくなってしまったので今回はまとめて感想を書きます。

 

5月はトータルで10冊でした。

 

ペースはまずまずです。種類で言うと小説とラノベが半々で、これもまたいつも通りですね。

 

ではではさっそく感想書いていきましょう!!

 

 

骨音―池袋ウエストゲートパーク3/石田 衣良

IWGP三作目。相変わらずマコトはお人好しで。

今回も人が死んだりかなりえぐい事件でもさっぱりした清涼感のある文体がいい感じで楽しめました。ホームレス襲撃とかドラッグの話とか独自の通貨の話とか池袋は大変な街ですね。

女の子の話が良かった。母は強し。それにしてもなんやかんやマコトモテモテやね

 

正直に語る100の講義/森 博嗣

僕の好きな小説家:森博嗣のエッセイ集。

作者本人の思ってる事なのに、淡々とした語りでズバッと確信をつく文章は犀川創平が話しているみたいでした。エッセイは初めて読んだのですがなかなか面白かったです。

他の自己啓発本に載っているようなことも書かれているが中でも「図書館はいらない」とばっさり切ってるのが予想外。

 

夏の庭―The Friends/湯本 香樹実 

映画化もされた名作。

小学6年生の主人公たちとおじいさんの一夏の思い出。「死」ってなんだろうから始まったのでオチはこうなるだろうってわかってたのにやっぱりくるものがありました。 御屋とも先生とも違う始めての大人の友人。おじいちゃんと接する中で子供たちが成長していくだけでなく、ぼろぼろの家に住んでいて無気力だったおじいさんが子供たちと接する中で元気になっていくのがすごい印象的。

涙なしでは読めない作品です。おすすめ。

 

フランケンシュタイン/メアリー シェリー 

フランケンシュタインときいて怪物をイメージする人はいても原作を読んだ人はなかなかいなのではないだろうか。一応フランケンシュタインは怪物の名前ではなく創った博士の名前なんですよ。

僕もそうだったので、今さらながら読了。

マッドサイエンティストと怪物の争いが描かれているのかと思っていたら全然違っていてびっくりでした。一時の感情で生み出してしまった怪物。一時の狂気に取りつかれて創ってしまった怪物に大切な人が殺されていく博士の苦悩と、自分を創った博士からも愛されず出会う人みんなから迫害を受ける怪物の苦悩。悲しみに溢れてて予想以上に救いのない物語でした。

 

ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈2〉炎龍編/柳内 たくみ

アニメ2期にあたる話です。1巻で辛くも撃退した炎龍の討伐がメインかと思いきやそっちよりも帝国との和平という政治がメインでした。

炎龍討伐も暑かったけど血の流れない(今回は流れたが)政治的な策略がすごい面白かった。柳田死ぬな。

飄々とした伊丹の意外な重い過去を背負っていてびっくり。そんな過去があるからこそのあの性格なのか。

 

 

新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙II/支倉 凍砂

コルが主人公のため話の中心はどうしても宗教になってしまうのですが、やっぱりコルにはしたたかさが足りないよね。純真過ぎる。生活環境が違えば神への信仰の形も変わってくる。お金の話よりも答えのでない難しい話なだけに内容もなかなか。

コルの苦悩は置いといて、1巻で気持ちを明らかにし、全身で好意を伝えてくるミューリがすごく可愛い。ほんと太陽みたいなヒロイン。

 

いなくなれ、群青/河野 裕 

現在アニメもしている(見ていない)『サクラダリセット』の作者の新しいシリーズ。

メディアワークス文庫みたいなちょっと年齢が高い人向けのラノベって感じです。

もっと青春してるのかと思ったが予想外のミステリでした。失くしたものたちが集う階段島。どうやってこの島に来たかの記憶は一切なく出るには失くしたものを見つけないといけない。真辺はまっすぐすぎて側にいると疲れるタイプのヒトだよね。淡々と起伏なく進む感じはサクラダリセットと変わらずですが、面白そうなので続きにも手を出してみます。あと堀が可愛い。

 

灰と幻想のグリムガル level.10 ラブソングは届かない/十文字青

こんな終わり方ってありかよおおおお…。グリムガルの真実を知ってそうなジェシーが現れて、圧倒的強者相手にランタみたくレベルアップすんのかと思ったら、そんなぬるい展開は全くなった。

でももうさすがにここにきてパーティー減るとか思わんやん…。どうなるんやろか。ジェシーみたな存在として生き残るのだろうか。続きがめっちゃ気になる。

 

Fate/strange Fake(4)/成田 良悟

ど派手な戦闘がおこり各陣営があっちこっちで動く中、未だに誰も脱落していないという…。

5巻どころか10巻でも無理じゃないかなー。刊行ペースを考えると完結するのは何年先になることやら。間隔があくとキャラを把握できないのでまとめて読んだ方が良さそう。

13騎のサーヴァントとマスターがいてそれぞれ所属する場所が違って…と、登場人物の関係がこんがらがってるので誰か説明してほしい(笑)さらに他作品繋がっていろんな名前がでてくるのも拍車をかけています。そういう意味でもまとめて読んだ方がいいかも。

どの陣営も魅力的だけどやっぱりフラットとジャックのコンビがすごいい良いよね。

 

クライマーズ・ハイ/横山 秀夫

タイトルと表紙で山登りの小説かと思ったらメインは新聞社でした。読まないけど毎日が締め切りで、ぎりぎりまで構成を考えてぶつかり合って、テーマは重いけどあっという間に読めてしまった。

未曽有の大事件が起きたとして、それを紙面でどこまで展開するのか。他社よりも抜きんでたネタはないのか。社内の勢力図によって変えられていく一面記事。となかなかどろどろとしているんですが、主人公が啖呵を切るところがかっこいい。

下りるために今頑張るのと、クライマーズ・ハイになって働き続けるの、どっちが良いんだろね

 

 

そんなわけで5月に読んだ本でした!

 

今月はどれだけ読めるかな。もっと時間が欲しい。